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カンムリワシの交通事故が多発 石垣と西表で計8件も
八重山毎日新聞引用文
カンムリワシが交通事故に遭うケースが今年1―8の8カ月間に石垣島で4件、西表島で4件となり、過去最悪だった2002年と03年、06年と同じ水準に達するおそれが出ている。環境省石垣自然保護官事務所では「気になる数字。スピードの出し過ぎに注意し、道路上の野生動物の動きに十分注意してほしい」と呼び掛けている。
カンムリワシの交通事故には、えさとなるカエルやヘビなどの小動物が路上でひかれているのを食べようとしたカンムリワシが車にぶつかったり、道路をまたぐように飛ぼうとしたカンムリワシが車にぶつかるケースなどがある。
市教委文化課のまとめによると、石垣島で確認されたカンムリワシの交通事故は▽99年=2件▽00年=3件▽01年=1件▽02年=6件▽03年=6件▽04年=1件▽05年=3件▽06年=6件―と推移している。06年3月には関係機関が記者会見して、注意を呼び掛ける事態になっている。
今年は、8月10日に宮良地区で、幼鳥1羽が走行中の軽トラックのフロントガラスにぶつかり、保護されたケースがあり、石垣島で起きたカンムリワシの交通事故としては4件目となった。
このため、99年以降でカンムリワシの交通事故が最も多かった06年など3カ年の6件と同じ水準に達するおそれが出てきた。
環境省は06年度に実施した国立公園等民間活用特定自然環境保全活動事業で、99年から06年までに起きたカンムリワシの交通事故29件について、その要因を分析した。
その結果、道路の構造としては▽カーブや道路際の樹林で見通しが悪い場所▽見通しが良く、直線でスピードが出やすい場所▽坂道でスピードが出やすい場所―でカンムリワシの交通事故が起きやすいことが分かった。
えさとなる小動物が生息する水田や牧草地、畑が近接している場所でも交通事故が起こりやすくなっていた。
カンムリワシは、国の特別天然記念物で、環境省のレッドリストで「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」を意味する絶滅危惧1A類に分類されている。
島に住む者にとって耳の痛い話し。島の道路を走っていると、確かに色々な動物達が道路に飛び出してきたり、横切っていったりしている。いつもひやひやさせられるが、それは、動物達にとっても同じである。
車や人が少ない分、ついつい急いでいたりすると、スピードが上がりがちになってしまうが、その時はこのことを思い出し、自分だけが良ければという気持ちを押さえて運転したいと思う。また、この島へ遊びに来ている観光客の方にも是非、レンタカーなど乗る際はこういった意識を持って運転してもらいたい。
Decchi M
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