Archive [ 200803 ] 記事一覧
久しぶりの再開。
■西表島の奥深い場所。日常とは思えない空間がある。太陽の光を浴びて、本来の輝きを取り戻す。冬が終われば春が来る。西表島の春は短く、アっというまに夏がやってくる。水に濡れた服も、太陽がすぐに乾く。太陽と汗と土の匂いがする。■海でも久しぶりの再開。約半年ぶりにクマノミ一家と出会う。このカクレクマノミが小さい頃から見ている。去年の夏は、群れの中で3番手だったが、今ではビックママ。一家の大黒柱だ。今年は彼女...
上を向いてみよう
■足元の険しい場所を歩くときは、どうしても下ばかり見てしまいがちだ。それは当たり前のことかもしれないし、上の空では足元をすくわれてしまう。■山登りにはつきものであるが、人とのすれ違いには目線をあげて笑顔でこんにちわと言う。下りを優先し、安定した場所を確保しているほうが道をあける。思いやりがなければ上手くはいかない。■目的地につきたとき、今まで我慢してきたものを吐き出すかのように、目線をあげて達成感に...
キレイな夕陽
■西日で西表島の青い空が、オレンジ色に染まった。昼間の青い空の色、夕方のオレンジ色。今日の空は、やさしい色をしているように感じた。車で走る帰り道、ちょうど夕日に向って走っていた。沈んでゆく夕日が少し寂しく感じた。■海に沈む太陽、自然が近いと宇宙も近く感じる。遠見える水平線に消える太陽は、昼間とはまるで別物だ。太陽を身近に感じる季節がやってきた。昼間に焼けてヒリヒリする顔が、余計にそんなことを思わせた...
眠気注意報
■今日も晴れ空が広がり天気は、抜群に良かった。これだけの天気が続くと心もうきうきする。■申し分ないツアー日和であった。ただ、1つ極楽カヤックの上で眠くなる事を除いて。■カヤックの上での浮遊感、小春日和の穏やかな天気が別の世界にいざなう。気持ちよすぎるのも考え物だなと感じる。■小鳥のさえずり、パドルが跳ね上げる水の音、小さくても響く声、物静かな空間はまるで揺りかごである。■こんな事を考えながらも、パドル...
自然と共に、
■春本番が待ち遠しい西表島。この季節の見ものといえば、昼間に大きく潮が干あがる。水に沈んだ景色が春の光を浴びに海中から姿を見せる。自然と共に生きる島、西表島では生活の営みもその自然の流れに組み込まれている。■「ハマグリ」と呼ばれる小さな貝の潮干狩り、釣りをするための餌なども、この海中道路の袂で獲れる。潮の干満に合わせて、景色が変わる季節。干潟を歩き、カヤックを引く時もあるが、1年に数回の不思議な景色...
サンセット
■今日は心地の良い日和であった。暑くもなくされど寒くもなく肌に合う気候であった。夕暮れ時、月ヶ浜に足を運んでみた。■地平線に太陽の沈む様子の見れるサンセットビーチである。黄昏時を楽しむかのように先客が浜辺でたたずんでいた。島の人が夕暮れを見に浜辺まで足を運んでいる様子もなく観光でいらした人々が歩いている。■自然が身近にあるという事が、自然である日々な私達の生活と違う世界で生きている方々。気持ちの難し...
雨雲
■今日は生憎の雨模様。目の前には雨雲が広がり、冷たい風が吹く。これが西表島の春。暖かい南風の後には冷たい北風。前線の通過で夏と冬が西表島上空を行き来する。日に焼けた肌がまだヒリヒリとしているが、今はフリースに靴下、肌寒さから身を守っている。■暑かったり、寒かったりと天候が移り変わる。西表島は今が三寒四温の春なのだろう。四季が薄く思われがちの亜熱帯の季節だが、これだけはっきりと季節を感じる事ができる。...
月影伸びる
■まんまるのお月様が夜空を明るくし、闇夜に影をあたえるほどだ。月下の風景にコントラストが加わり、輪郭がはっきりとみえるものだ。■月明かりは、私にとって夜道の道しるべそのもの。闇夜の恐怖を消し去ってくれる。夜に出歩く時は、懐中電灯最低でも携帯電話のライトが必要である。■西表島の夜道は、ハブが出てきたら危険なので灯りは必需品である。夜行性ということもあり、ふんずけてしまったら大変な事になる。■満月が煌々と...
水遊び
■まだ3月だが、暖かな南より風の日には泳ぐのが楽しい。初泳ぎをして以来、水遊びが気持ちよくて仕方がない。あまりに寒くて風邪をひきそうな時は、自粛をするが、今の時期は、水量も豊富で水も澄んでいる。天気が良ければ、この時期が最高かもしれない!と思うほどだ。■アオスジアゲハもティータイム。袖に染みた水分を補給、何故か腕がお気に入りのようだ。動くに動けず、しばらく固まったまま時間で過ごした。アオスジアゲハは...
明日の風
■今日の風は心地が良かった。陽射しが強かった分、冷たく感じる北風が身体に刺激を与えてくれた。■ただ、フィールドに出ているだけでも良い日和というのはあり、それが時たまのご褒美となる。しかしカヤックは風に弱い道具である。■いかにして風を知り、風を克服するかがばドリングのポイントとなる。風が吹いて居なければ、自分に正直なパドリングとなり、風が少し吹けば、風を感じる心が生まれる。■前ヘ進むのが辛くなれば、どう...
月光浴
■辺りも薄暗くなり、日も暮れ始めた午後7時。日本の南端、西表島では、まだ明るさが残る。昼間の厚い雲もどこへやら、強い北風が雲を散らす。夕日こそ姿を見せないが、まだまだ夜は訪れない。西表のジャングルにそびえ立つ鉄塔もこの時ばかりは、何故か景色になじんでいるように思う。■気付けば、帰り道は月夜。雲に隠れていた月が見えた。西表島の太陽は眩しい。その太陽の光で輝く月も明るい。月明かりに映された巨大なシダの葉...
大地の鼓動
■今日のお昼過ぎ頃、土砂降りに遭遇した。雨の予報は出ていたものの、変わり時を感じ取れなかった。木陰で雨宿りをしながら考えてみると、もう春だなと気付く。■気温も暖かくなり、晴れ間を伴う日が多くなってきたようである。”もうすぐ、泳げるかな、まだかな”ともう一人の自分と会話をする機会が増えた。■”ニシマチ・カジマーイ”のように南から北風にまわる日も出てき始め、南風と格闘するのか、引き潮満ち潮の流れに逆らう日も...
いただきます!
■新鮮なマグロの「ガブト」の解体。生きてるかのような、透きとおった目をしている。西表島のマグロは美味しい、とにかく鮮度が違う。内地で食べるマグロとは、感覚が違うかも知れない。■社長特製の「アラ」もとい「カブト」汁と呼ばせてもらおうか。マグロは鮮魚の中で、最もたんぱく質が多く、つまりは、アミノ酸も摂取できるという訳だ。激しい運動や脳の働きを助け、老化防止にもいいと言われている。DHAやEPAという、体...
蛍狩り
■今日の夕方に、ホタルを見に出かけた。ちょうどヤエヤマボタルの最盛期にあたる。最近の日の入り時刻は19時となっているため少し早めにでてみた。■うっそうとしたジャングルが徐々に暗くなってきて、1つ、また1つと灯りがともり始めた。点滅発行しながら飛ぶため、見られる時間が限られる。■だから、その時間を逃すと見られない。点滅の数が増えるたび、心の驚きも大きくなり、ただ見つめていた。■ぼんやりと、ゆらゆら揺れる...
滝浴びの季節
■今年は暖冬だ!暖冬だ!と言われていたが、天気の悪さも手伝ったせいか、寒さを感じる日が多かった。ところが、3月に入ってから、もう既にj何度か入水している。2007年の今頃は、まだ寒さに震えていた記憶がある。2007年3月末頃、寒さに耐えて水へ入った事を思い出した。■滝の流れに日頃の憂さも流した。気分はスッキリだ。滝壺で遊ぶと、心も身体も軽くなった気がする。軽くなったカラダには爽快な疲れが残る。疲れは、やがて眠...
漕ぎ方レッスン
■私は恥ずかしがりやだ。私がガイドができるのは、ガイドという仕事が好きだからである。だから喋れたりする。■しかし、ガイドから自分を切り離すと弱い自分がいる。私自身がガイドという仕事に守られている一面もある。■そこで、毎回自分でも驚くのがツアーに出る前のレクチャー時の言葉のすべりである。何百回もやってきた事ではあるが、今までで知らなかった方に、スムーズに教える事が出来る自分に驚きである。■確か頭の中で慣...
腕時計
■時計を気にするのは、あまり好きではなかった。何故か、急かされているように感じるからだ。携帯電話を常に持ち歩く昨今、必要性も感じなかった。時計を見るのも携帯を気にするのも一緒だが、大自然の中では、時間を忘れて楽しむ…などと、言っていられないのだが。。フィールドにでていると時間がどうしても気になり、時計がないと不思議と余裕も持てなくなる。正確な時間の把握は、分刻みで行動の予定が組める。忙しくなく、ダラ...
ネットサーフィン
■日本の秘境、西表島。今ではリアルタイムに情報が配信でき、リアルタイムで情報を得られる。ただ、PC関係のトラブルは自分達で治すという意思が違う。■私がこの島に来る切欠となったのは、やはりLBのHPを見たのが理由になる。今更ながら思うのは、こんな秘境にネットが通じている事が信じられない。■確かに内地と比べて数年単位で技術発展が遅れているのは事実であるが、パソコンに向かったかと思うとジャングルの中を歩き回って...
雨アラレ
■今日は、よく雨が降った。スコールと思い違う程の土砂降りに驚いた。現在進行形で雨は今も降り続いている。■お天道様はどれだけ泣けば済むのかと、ほとほと思うが、たまには思いっきり泣いてくださいと慰めてみたりもする。■ジャングルは一面水浸し、川は増水・滝は氾濫、海は茶色に染まるなど、フィールドの変化は著しい。ガイドにとっては良い刺激となり、なかなか見られぬ風景に感動する反面もある。■それでも、元気に西表島の...
青空が覗けば、
■朝、激しく落ちる雨の音に目を覚ました。起きてまずすること、天気予報の確認だ。携帯の天気予報で雨の動きをみると、西表島に赤い点が、時間の経過と一緒に下りてくる。大雨、洪水警報に雷注意報までご丁寧に…■朝の雨が止み、空が明るくなって来た頃に、ツアーは始まった。風は暖かく穏やか、視界も良好。滝の近くまで行って見ると、意外と増水も少なく、薄日が射している。滝の上、絶景に会いに行こう。マイナスイオンは、雨上...
砂に夢中
■私は単純な作業ほど好きである。なぜなら頭を使わない、いえ足りない物を補充したり打ち込むの時間は長いと思う。■自分の道具のメンテナンスや管理、毎日のような事でも飽きなかったりもする。海岸での散策も意外と忍耐がいる。見つけるんだという意思と行動が伴って珍しいものを見られたりもする。■その時の興奮と嬉しさはたいしたものである。好きなものは好きというのはいつまでも変わらないものである。星砂と呼ばれる、1m...
森の奥深くへ
■ジャングルに木漏れ日が射す西表島の午後。新しく芽吹く生命は、まるで天使の羽のような形をしている。大きな岩のまわりをふわふわと飛ぶように、その姿はまるで緑の森の妖精のようだ。■森の大樹から蔓を伝って、空から舞い降りる。頭の上には、小さく真っ白な花束がある。カヤックを漕ぐこと2時間、歩いて30分の秘境へ。辿り着いた深い森での出会いがある。風の穏やかな静かな日には、新しい命の息吹が聞こえるようだ。■Decchi ...
スリーピング・フォレスト
■今日は、とても天気が良かった。静寂に包まれたジャングルの中へ、冬とは思えないほどの強さを感じる太陽の光が入り込み、眠気が襲う。■とても気持ちが良かった、所々で五感が緩みかけた。パドリングをとめて静寂に身を潜めると、どこからこの感覚が湧き出てくるのか解らないほどであった。■終始α波全快のツアーであったが、心がとても穏やかであった。”あれ?ガイドも癒されている?”確かに今日は癒されていました。■ジャングル...
光と影
■好天の西表島。ジャングルに差し込む木漏れ日。人が歩く道には木がないので、光を辿ると道になる。太陽の光を求めるのは、人だけではない。森の植物も動物も太陽が大好きだ。ジャングルがその姿で影を作り、頭の上から存在感を見せる。映し出される影の形もジャングルなわけだ。■陽が当たるのはジャングルだけではなく、マングローブの葉の影が、カヤックに模様をつける。生い茂るマングローブは、太陽を求めて水辺にせり出し、干...
風吹くままに
■車に乗り込んで気付いた。フロンとガラスが少し曇っている風に見える。海に囲まれた島でも乾燥注意報が出ている程乾いた空気であるし、どこかへ車を走らせた訳でもない。■黄砂が運ばれてきた。こんな小さな島でもそれを実感する。海を隔てて中国よりやって来る厄介な贈り物に、春を少し感じます。■ただ、こんなことがあります。この時期運ばれてくる黄砂は何処へ行くのか。もちろん、僅かな陸地に降り注ぎ、殆どが海洋に落ちます...
天気は快晴。
■久しぶりに1日中気持ちがよく晴れた。暖かな南の島には、やっぱり太陽が似合う。目の前に広がる白い砂浜は眩しく輝いていた。透きとおる青い海は見ているだけではもったいない。このまま海へ。と思ったが、やはり水は冷たかった。とりあえず足だけにしておこう。■泳げるまでは、まだ少し時間がかかりそうだが、海が青さを見せてくれたのが嬉しく思った。一歩一歩ゆっくりと、春が近づいてくるのが、1日の生活の中で感じられるよ...
山登りと空腹
■腹は減っては戦はできぬというが、腹が減っては歩けぬというのも事実である。身体は使えば使うほど腹が減り、身体が食べ物を意思と関係なく欲する。■身体を動かした後の食事は、格別であると思う。ツアー構成を知っているガイドにとっては、腹時計と相談しながら行動をしてる分、昼食は楽しみの一つである。■特に、ヒナイサーラの滝の上に登った時に食べるそばの味は格別である。私自身が10キロ以上もある荷物を持って来た甲斐...




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